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- 2019.03.19 Tuesday
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JUGEMテーマ:建学の精神
◆聖句によせて <クリスマス・メッセージ>
「学者たちはその星を見て喜びにあふれた。」マタイによる福音書2章10節
神の啓示と宇宙にはなにかしらの関係があるという事実を示している聖句です。
わたしはこどもの頃からプラネタリウムが大好きで、当時は最新鋭だった五島プラネタリウムへ、母によく連れて行ってもらいました。
名著『星と神話伝説』(野尻抱影著)を夢中になって読んでは星空に夢をはせていた少年でした。
わたしは、何が不思議といってこれほど不思議なことがあるのかなと思ったのは、真北を示す北極星の存在でした。北斗七星から見つけ出した北極星を眺めては、「神さまはすごいなあ」と感動していました。
東方の博士たちは、古代の天文学者です。
澄み切った乾燥したメソポタミアの砂漠では、旅をするときに方向を知る手段は星空でした。
北極星(ポーラースター)の存在は、天空の地図を描く時に欠かせない基準点になった筈です。
星を観察することで占星術はやがて天文学へと発展してゆきます。
当時は人類の命運・人生の命運と天空の星とが何かしらのつながりがあると古代人は直感して生きていました。
星の運行と人生を切り離して純粋な観察者の態度と対象世界を分離独立させる科学的態度がやがて確立してゆきます。
天文学の誕生です。
宇宙についての学問は、急速に進歩して、宇宙創生の科学的な知見はどんどん緻密になっています。そして限りある地球環境は人類の急速な人口増大とそれに伴う劇的な環境破壊によって、この惑星は生物環境の限界に近づいています。
東方の天文学者たちが歓喜した星の発見とは、キリスト・イエスの誕生を啓示でした。
神さまによって創られた存在である星(被造物)が、神さまの意思を伝える出来事となったのでした。
地球という環境世界の危機に際して、キリスト・イエスを指し示す「星」を、わたしたちは観ることができるでしょうか。
希望は既に示されました(クリスマス)。
わたしたちの周囲に、この「星」を見いだして、ともどもに歓喜の歌を歌いたいと思います。
神は信じる者に、必ずやその「星」を示してくださることでしょう。