◆2月の聖句によせて   「正義は国を高くし、罪は民をはずかしめる。」箴言14章34節(口語訳)

  • 2016.01.27 Wednesday
  • 13:44
JUGEMテーマ:建学の精神
◆聖句によせて
「正義は国を高くし、罪は民をはずかしめる。」 箴言14章34節(口語訳)
  『杉原千畝SUGIHARA CHIUNE』を観ました。ナチスの迫害を逃れてヴィザ発給を求めるユダヤ人6000人の命を救ったリトアニア領事館勤務の外交官を紹介した映画です。時の日本外務省の訓令に背いて発給したヴイザによって生きながらえられたユダヤ人の子孫は世界に数万人にのぼると言われます。
 イスラエル政府は、千畝の行為をたたえて、1985年、ナチス・ドイツによるユダヤ人絶滅(ホロコースト)から自らの生命の危険を冒してまでユダヤ人を守った非ユダヤ人に感謝と敬意を示す称号である「諸国民の中の正義の人賞」を贈りました。日本人でこの称号を贈られた人物は、今日まで杉原千畝、ただ1人だけです。
 千畝は、最初の妻クラウディア・セミョーノヴナ・アポロノワとの結婚時代に、洗礼を受けロシア正教徒となりました。既に早稲田大学在学中、信交協会(現早稲田奉仕園、早稲田教会)に属し、キリストの言葉に深い感化を受けていました。


  昨年、いのちのことば社から『DVD 激動の20世紀を生きた三人のクリスチャン』が発行されました。これは、この杉原千畝と韓国釜山で三千人の戦争孤児を育てた田内千鶴子、そして日中戦争戦時下、命の危険のあるなかで中国人子弟の足を洗う(仕える)働きに献身した清水安三(園長の祖父)の三名を紹介したものでした。

  いずれもが、わが国が戦争という悲惨な時代に、平和をつくりだすために、国境を越えた愛の実践をしたキリスト者です。

 神が創造された、尊い人の命を奪い合うという愚かしい戦争の時代に、正義を貫くことは多くの困難を伴ったことでしょう。
 
 杉原も、外務省の訓令に背いたことを問われて、職を追われました。
 祖父も、「非国民」と中傷を受けたり、論説を寄稿していた新聞(『北京週報』)は軍部批判のために発禁処分を受けました。
 田内さんにしても戦後の韓国で日本人として生きることは複雑な思いをもってみられたのではないかと思います。
 しかし、これらの人々を魂の根底から支えていたものは、「友のために自分の命を捨てること、これ以上に大きな愛はない」(ヨハネによる福音書15章13節)というキリストの愛でした。

 ナチスのホロコースト、日本軍による南京大虐殺、広島・長崎の原爆・・・、戦争の悲惨は、二度と繰り返されてはなりません。けれども、人間の思いはかることは、繰り返し愚かな道を繰り返してきました。

 どうしたら、わたしたちはこの愚かな選択を回避できるでしょう。その方策を知るために、わたしたちは、歴史を単なる好奇心ではなく、学び直す必要があります。
 正確な歴史認識から、こどもたちの命を守る新に具体的な最良の道をさぐりだす責任があるのです。
 
 キリストの愛の魂をもって。
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