ようちえんでえんじたページェントは、たましいのたからものになるでしょう。
「ぼくははかせさん、わたしはてんしよ。」
おとなになっても、おもいだすと、なんだかこころがあったかくなる。たのしいし、
でもなんだかピリッとしている。
「こんばんはひつじかいさんになるんだ。どんなにうれしかっただろう。だって、
イエスさまがお生まれになることをイチバンさきにおしえてもらんったんだよ。」
こどもたちは「やく」にぼっとうして、セリフもぜんぶあんきしてしまいます。
おおきくなってからアルバムをひらくと、しまってあったおもいでがいっきにひらくでしょう。
これは、せかいではじめてのクリスマスのおはなしです。
せかいではじめのてクリスマスは、2000ねんもむかし、
ユダヤのいなかのベツレヘムで、
マリアとヨセフのふたりだけでむかえました。
そのふしぎなおはなしは、ひとからひとへとかたりつがれ、
いまではせかいじゅうのひとびとが、
クリスマスをおいわいし、
せかいじゅうのきょうかいで、
「かみさまありがとうございます」と、れいはいがささげられます。
ほらみみをすましてごらんなさい。
てんしたちのおしゃべりがきこえます。
「ことしはどんなページェントかしら。」
「ホザナからげんきなうたごえがきこえてくるよ。」
「ステキなクリスマスになりそうね。」
せかいではじめてのクリスマス。さぁ、みんな、みにきてください。
2010.12月ホザナようちえん
えんちょう しみずよしお